介護業界の転職で失敗する2つの理由【結論:転職サイトを使う】

就職・転職

この記事はこんな悩み・疑問にお答えします

別の業界から介護業界に転職しようと考えてる。どうせ転職するなら失敗したくないし、納得できる所で働きたい。介護業界へ転職するときに、注意しなきゃいけないことを教えてほしい。
悩んでる人
ほかの介護現場からはじめて転職してきたけど、辛すぎて大失敗。転職を考えてるけど、もう失敗はしたくない。どうすれば転職に失敗しないんだろう。教えてほしい。

目次です

1.介護業界の転職で失敗する2つの理由

2.【まとめ】すべて無料|転職エージェントを使うと失敗しにくい

この記事を書いた私のキャリア

  • 福祉系の大学・大学院卒で、介護現場の実務経験は14年目。
  • いまも高齢者施設で働いてる現役の介護福祉士。
  • 介護現場の転職も2回して2回失敗(20施設以上で面接して内定率は80%)。ちょうどリアルタイム(2020年9月10日現在)で転職活動をしてます。

転職には時間や労力を消耗するし不安だし、できることなら失敗を避けたいですよね。転職活動を頑張ったのに失敗して、転職前よりも状況が悪くなったら身も蓋もありません。私も過去に2回失敗しています。

この記事では、そんな私が「転職に失敗したくない!」と考えてる方に向けて、過去の体験談を踏まえて、「転職に失敗するポイント」を解説しました。

3分ほどで読めるので、しばしお付き合いください(^_^)

介護業界の転職で失敗する2つ理由

介護業界の転職で失敗する2つの理由
結論は「“転職先の情報”と“転職のノウハウ”が不足してると失敗しやすくなる」です。
この点を深掘りして解説します。

【理由①】ゆずれないポイント・こだわりポイントがはっきりしてない

あなたが転職する目的はなんですか?

あなたのなかで「ゆずれないポイント・こだわりポイント」をハッキリさせておきましょう。

何らかの不満があるから、あなたは転職を考えてるはずです。せっかく転職できても、前の職場で抱えてた不満が解消されなければ、本末転倒です。

一方で、ゆずれないポイントを意識しすぎるあまりに、他にもこだわりたいポイント、こだわらなきゃいけないポイントを見落としても、「転職しなければよかった」と後悔しかねません。

下記の記事で、「ゆずれないポイント・こだわりポイント」の具体例を13コあげています。転職先を探すときの参考に、ぜひ読んでください。

ちなみに、上記の記事で挙げてるチェックポイントは、必ずほかの会社と比較しながら見て下さい。くれぐれもひとつの会社に決め打ちして、情報を深掘りすることは控えましょう。他にも条件のいい所があるかも知れません。

こだわりすぎても転職先は見つからない

転職活動をするうえで、「ゆずれないポイント・こだわりポイント」をはっきりさせておくことは大切ですが、ポイントが多いほど、転職できる場所は狭まってきます。場合によっては、「こだわりが強すぎるあまりに、いつまでも見つけられず、転職できない」といった本末転倒な状況に陥る危険もあります。

こだわりを一点集中しても転職は失敗する

会社の人間関係に不満を感じて転職した場合に、転職先の人間関係は劇的に良くなったけど、月収が5万円さがったら、素直に喜べないと思います。
こだわりを一点集中しすぎて、他の条件を疎かにしても、「転職しなければよかった」と思ってしまうでしょう。

優先順位を決めて妥協しましょう

こだわり過ぎてもダメだし、一点集中もダメなら、どうすればいいんだよって思いますよね。ポイントは、「優先順位をつけて妥協する」です。残念ながら、あなたの望みに100%合致する会社はありません。でも、あなたの望みに近い会社を探すことはできます

人間関係や給料など絶対に妥協できないところは、基本的に妥協せず、他の条件は無視しましょう。ただ、こだわりすぎても転職先を見つけられないので、本当は妥協したくないけど1ミリずつ妥協しましょう。この点を意識して転職先を探すと、あなたからみて、80点くらいの転職先に出会える可能性が高まります。

【理由②】転職先のことを調べてない・転職前に見学へ行かない

転職先を徹底的に調べて、あなたの目で確かめましょう

理由①でも書きましたが、転職は「転職先の情報」と「転職のノウハウ」が不足してると失敗しやすくなります

理由②は、理由①で書いた「ゆずれないポイント・こだわりポイント」を徹底的に調べましょう、ということです。

私もそうでしたが、転職の失敗原因は、圧倒的に情報の収集不足です。何事においてもそうですが、適切な判断をするには、情報が不可欠です。この点は、転職活動でもまったく同じです。転職はあなたの人生に関わる大きなイベントです。徹底的に情報を調べましょう。でも、調べるだけでは50点です。

調べ上げた情報をもとに、見学へ行きましょう。あなたの目でしっかり確かめましょう。百聞は一見にしかずです。私は2回転職に失敗してますが、2回とも当時住んでた所から転職先が遠く、見学が面倒だったので行きませんでした。

よくありがちなのが、会社をまったく見学せず、

  • 月収・年収だけで選んだ。
  • オープニングスタッフ登用だから選んだ。
  • 会社が家から近かった。
  • 友人からの紹介だけで選んだ。

これだけの理由で会社を選んじゃうことがあります。
もちろん、漏れなく私もすべて当てはまって、失敗をこいてます

知人の紹介で転職先を選ぶときは注意しましょう

とくに、「知人の紹介で転職先を選ぶとき」は要注意です。私もそうですが、知らないことを知ってる人を無条件で信じやすくなっちゃいます。当然です。あなたが知らない不安な未来を先に経験してるんですから。

でも、知人から転職先を紹介されたときは、グッと踏みとどまりましょう。友人がいいなと感じるポイントと、あなたがいいなと感じるポイントは違います。価値観が違います。転職に失敗したからこそ言えますが、マジで見学は大事です。

当たり前ですが、見学しないと現場の雰囲気をまったく知らない状況でいきなり働くので、色々と「こんなはずじゃなかった」が出てきます。極端な言い方ですが、気になる転職先があったら、アルバイトや派遣社員からはじめて、社内の人間関係とかを知ったうえで、正社員になるか判断するのもありかなと思います。会社の真の姿は、実際に働いてみないとわからないが実情です。

ちなみに、ほかのサイトで「老人ホームマップのような口コミサイトで転職先の評判を事前に調べましょう」と書かれてたりしますが、そもそも論として口コミを書いてくれるほどアクティブな人はいませんし、営業妨害のような書き込みもあったりします。このような口コミサイトを見るよりも、実際に気になってる転職先を見学して、あなた自身の目で確かめた方が、賢明ではないでしょうか。

転職先の口コミを探す場合には、転職会議OpenWorkが無難かと思います。

どんなに注意しても転職に失敗することはある

念願かなって転職できても、転職先が自分の肌に合ってるかどうかは、実際に働いてみないとわからないのも事実です。なので、転職先が自分の肌に合ってるかどうか、チェックするポイントを挙げてみました。これは実際に私が転職後に経験した「こんなはずじゃなかった」です。是非、転職後にチェックしてみましょう。

契約時の雇用条件と実態が違ってる(入社当初と言ってることが違う)

  • 定時よりも1時間はやく出勤を求められる・有給休暇がとれない・希望休がとれない・学歴があがってもベースアップしない など

人手が足りなすぎて、激務すぎる

  • 休憩とれない・サービス残業が多い・利用者さんを見守りしながら昼食をとらなきゃいけない など

人手が足りなすぎて、まったく教えてもらえない

  • その会社のやり方を教えてくれない など

人間関係がひどい

  • 裏で陰口を言われる など

6か月くらい頑張ってみて、上記でチェックのついたポイントが改善しなければ、なるべく早く新しい転職先を見つけましょう。6か月続ければ、有給がつきますからね。

【まとめ】すべて無料|転職エージェントを使うと失敗しにくい

【まとめ】すべて無料|転職エージェントを使うと失敗しにくい
この記事のポイントをまとめます。

  • 「転職先の情報」と「転職のノウハウ」が不足してると失敗しやすくなる。
  • 転職の目的(「ゆずれないポイント・こだわりポイント」)をハッキリさせておく。
  • 転職先のことを徹底的に調べ上げる。
  • 転職先を見学する(見学しないで面接はしない)。
  • 転職先のことを徹底的に調べ上げる。
  • どんなに注意しても転職に失敗することはある。
  • 残念ながら、実際に働かないと会社の実情はわからない。

こんな感じです。

八方ふさがりな感じがするけど…

まとめたポイントだけみると、八方ふさがりな感じがありまくりですが、こればっかりは事実なので仕方ありません。だからこそ、誰も頼らず、あなた一人で転職先を探すのは、みずから失敗のレールに乗っかるようなもんです。

それに、気になる所へ100%採用してもらうのに必要なノウハウを持ってる人はほとんどいませんし、私も持っていません。ノウハウが私達にないからこそ、転職エージェントに転職をサポートしてもらった方が、失敗する確率をガツンと下げられます

極端な例えですが、あなたの現状が履歴書や職務経歴書の書き方すらままならない状況なら、勝率は0%です。0%の勝率をできる限り100%に近づけてくれるのが、転職エージェントですし、このノウハウを無料で提供してくれます。

転職先の情報も同様です。一人で集められる情報量はたかが知れてますし、転職先も都合の悪いことはしゃべってくれません。一方で、転職エージェントは表に出てこないような内部情報を知ってますし、あなたが聞きにくいことでも、転職エージェントがかわりに聞いてくれます。

また、転職エージェントは、「どんなに注意しても転職に失敗することはある」で挙げたチェックポイントをクリアしてる案件を中心に扱ってるので、スタートの段階からあなた一人で転職先を調べるよりも、転職で失敗する確率をガツンと下げられます。

転職エージェントを使う=圧倒的な安心が手に入る

何よりも、転職エージェントは不安しかない転職活動期間中は、一緒に走ってくれるので、圧倒的な安心感があります。これが転職エージェントを使うことで、手に入ります。

困ったときに相談できる人が、身近にいないのって辛いですよね。「転職できるのかな?」「転職に失敗しないかな?」と漠然とした不安にかられると思います。転職活動もどうすればウマく進められるのかもわからないから、さらに不安が大きくなります。しかも、転職活動は一人でやらなきゃいけないので、孤独です。転職活動してたときの私が、まさにそうでした。

不安のない転職活動をするために、まずは1つでもいいので、転職エージェントに登録してみましょう(5分もあれば登録できます)。無料で圧倒的な安心感が手に入ります。


以上で、本記事はおわりです。

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あなたの介護士ライフを応援しています。

読んでいただき、ありがとうございました(^-^)