ウェブディレクター北舘のコラム


広報とは何か

パブリックリレーションズと広報・広聴


 パブリックリレーションズは、組織体とそれを取り巻く人間との間で望ましい関係を創り出すための考え方や行動のあり方です。このため、パブリックリレーションズは組織体と利害関係者とのコミュニケーションが前提となります。したがって、パブリックリレーションズは、国内では情報発信という意味で解釈される傾向にある「広報」と、意見聴取という意味で解釈される傾向にある「広聴」を足して、経営のマネジメント手法で割ったものとしてイメージして頂いて問題ありません。

 パブリックリレーションズ=(広報+広聴)÷経営マネジメント手法

 では、ここで質問です。パブリックリレーションズは情報発信する広報から行うべきでしょうか。それとも、意見聴取を行う広聴から行うべきでしょうか。正解は広聴です。

 確かに組織体の存在を利害関係者や社会に認知してもらうためには、自らの存在を知らせるための情報発信が大切です。しかし、そもそも組織体が活動している事業理念に立ち返ると、何らかの価値を利害関係者や社会に提供し続け、喜び・安心・安全を感じてもらうことが原点にあると思います。これを実現し続けるためには、情報発信(=広報)を行うことよりも、利害関係者や社会が組織体に何を期待しているのかといったことに耳を傾けること(=広聴)が大切ではないでしょうか。

 とりわけ、広聴を行うときの有効な方法は、組織内外を問わず、社会・経済・技術など様々な分野がありますが、これらの分野のキーパーソンとネットワークを築き、組織体に対して何を期待されているのか示唆を得ることが大切です。ただし、意見聴取に必要なこのネットワークを築くためには、「手段のための手段」になってしまいますが、個々の分野のキーパーソンと対話できるだけの知識や情報を事前に学ぶことが近道になります。

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